
昨日は、記事アップ早々にお祝いコメントをたくさん、たくさん、
ありがとうございました。お礼の言葉に代えて、記事でもチラリと書いた
昨夜のお祝いディナーのお料理をご紹介しますね。

お出掛けしたのは、我が家の特別な日の食卓の定番、フレンチの「ラ・サンテ」。
いつもお任せで季節の料理、お勧め料理を少しずつ、コース仕立てで出してもらっています。
今回の料理の主役は「これが、今オーズン、本当に最後になった」というホワイトアスパラです。
千歳空港にも近い安平町の農家から直送される、もぎたてのホワイトアスパラは
このレストランの初夏の名物。研究熱心なシェフが、素材の持ち味を活かしながら、
さまざまな料理に仕立ててくれるのです。
写真はありませんが、アミューズで出てきたのは
冷たいフルーツトマトのガスパチョとアスパラのピクルス。
キーンと冷たい口当たりとほどよい酸味が、食欲を心地よく刺激します。
続いて登場したのが、写真↑のホッキ貝とアスパラのサラダ仕立て。
ホッキの磯の香りと甘み、アスパラのシャキシャキとした食感、
オーブンで水分を飛ばしたフルーツトマトの濃厚な旨み、甘さ。
さまざまなオイシイが口の中で弾けて、目にも舌にも楽しい一皿でした。

写真↑の料理、何だか、想像がつきますか?
これは、笹の上に生のアスパラを並べ、さらに笹と笹塩にくるみ、
オーブンで蒸し焼きにした、シェフ自慢の一品。塩にくるまれたままのアスパラが
テーブルに運ばれ、シェフが目の前で塩釜を割ってくれます(↓)。

遊び心あふれる塩釜焼きは、
シェフがアスパラの味わいを最大限に引き出すために
試行錯誤の末に生み出したものだとか。こんがり焼けた塩釜を割ると、
湯気と一緒に、ほのかな笹の香が立ち上ります。
最後に、黒胡椒の辛みとEXヴァージンオイルをアクセントに添えた
アスパラは、焼トウモロコシのように芳ばしく、甘みが凝縮されています。
丁寧な仕事の積み重ねから生まれた超シンプルな一皿は、
今年の初夏を存分に楽しませてくれました。

写真↓は、上等なコンソメスープで蝦夷アワビとアスパラ、白カブを
ほどよい加減で煮込んだスープ。最初に具材をいただき、残ったスープに
アワビの肝をすりつぶしたスープで炊いたリゾットを加えて食べます。
アルデンテに仕上げたお米と麦にさまざまな滋味が溶け出したスープが絡んで、
これまた格別な味わい。蝦夷料理の定番でもある寿司や刺身では決して
味わえないアワビの美味しさを教えてもらった一皿でした。

アスパラと海の幸を存分に味わった後、最後の締めくくりは
青森県産の和牛ロースを使った豪快なカツレツ。
フォンドボーと赤ワイン、たっぷりの玉葱で仕込んだ濃厚な
ソースがカリッと仕上がった衣に絡んで、これまた、旨いの何の…。
中の和牛は脂っこくなく、さっぱりとした味わい。でも、うまみはしっかり。
パンチの効いた濃密な肉料理が、ディナーの最後をググッと引き締めて。
硬軟取り混ぜた料理の構成に、ただただ、脱帽するばかりでした。

ディナーの余韻をさらに深めてくれるデザートは、もちろん、別腹(笑
ラ・サンテはデザートも、料理同様、素材の美味しさを活かしたシンプルなもの。
盛り付けも、とても豪快です(^。^
家人はマンゴープリン&ココナツのアイス(↓左)を
私は小夏のチョコレートムース&木苺のシャーベット(↓右)を、選択。
ボリューム満点のデザートを食べ終えるころには、
もう、胃袋もココロもたーぷりと満たされて、自然に笑みがこぼれていました。
「ラ・サンテ」という名前は、アナタの健康に乾杯!という
気持ちを込めてつけられたといいます。
これからの一年、ココロもカラダも健康に過ごして、また
来年、元気にここで乾杯をしよう。
そんな想いを新たにした誕生日の夜でした。

●ラ・サンテ 札幌市中央区宮の森1条6丁目 M1・6ビル2階
℡011・612・9003 毎週水曜定休(水・木と連休の週もあります) 店内・禁煙
コース料理は、4,000円ぐらい~、家庭画報2007・7月号にも紹介されています。
