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HARU★HARU探検隊 [季節・旬]

  

 

GWに突入して、北の大地にもようやく春の妖精たちが舞い降りました。

皆さんは、晴天続きの連休前半、いかがお過ごしでしたか?

 

MORIHANAは、連休開始と共に2日連続で、待ちかねた春を楽しむべく

近郊へ日帰りドライブへ出掛けました。

TOP写真は2日目に出掛けた浦臼町で撮影したもの。

一面に広がる青い花は、エゾエンゴサク。ここは、幻想的な天然花畑で

遊ぶエゾリスが見られるスポットとして有名な浦臼神社の境内。

 

地元紙にエゾエンゴサクとエゾリスの写真が掲載され、ど~れどれ…と

出掛けてみたのでした。しかし、ネイチャーフォトの世界はそう甘くありません。

早起きはしたものの、いつも通り、のんびりと朝ご飯を食べて、

家を出たのは9時過ぎ。1時間半ほどで現地に到着したものの、

肝心のエゾリスは影も形もなく…。プロ・アマのカメラマンだけがリスの出没スポット

らしい場所に取り巻くようにワサワサとたくさんいるだけでした。

 

  

 

それでも、諦めきれずにその場に立ち尽くしていると、リスの代わりに

現れたのが、↑のシジュウカラ。黒ネクタイのような模様で知られる森の野鳥です。

背中の青みを帯びたグレイと緑、モノトーンの模様をじっくりと観察。

とりあえず、今回はこの姿をカメラに納めて、まぁ、良しとしましょう。

 

なんでも、集っていたアマチュアらしいおじさんの話では、

リスが現れるのは午前8時過ぎから1時間くらいなのだとか。

神社の宮司さんから胡桃などの餌をもらうため、

その時間にやってくるのだそうです。早起き・早出は、

ネイチャーフォトの鉄則でしたね、そういえば…。花の写真も朝のうちが理想的。

それを肝に銘じて、来年こそは必ずやリベンジします(ё。ё

 

 

              

 

神社の境内には、青紫のエゾエンゴサクと薄紅色のカタクリが一大群落を形成(↑)。

札幌市内・近隣でこれらの花が見られるのは桜が咲き出すちょっと前、4月下旬ごろ。

雪解けと共に芽吹いて、先を競うように花を咲かせて、あっという間に姿を消してしまう。

陽炎のような「スプリング・エフェメラル」とも呼ばれるそれは、

まるで春の神様が仕掛けたいたずら、かもしれません。

 

 

林の木々が新芽を伸ばして、足元に深い影をおとす前に急いで花を咲かせるのは、

次の世代へと命を紡ぐための小さな命たちの大きな作戦でもあります。

そのスピード感あふれる色彩の移ろいは、長く厳しい冬に耐え、目覚めた

北国のすべての生き物たちの旺盛な生命力そのもの…。だからこそ、

眺めているだけで、新しい季節に向かう力が湧いてくるのでしょう。

 

 

                        

                         ↑神社の森には、少数派ながら、福寿草も咲いています。

                         春の光をギュッと凝縮したような黄色も元気をくれる色。

 

 

蝦夷の母なる大河、石狩川の下流域にあたる浦臼、月形エリアには、

大昔に暴れものの石狩川がつくり出した三日月湖や沼が数多く点在。

写真↑は、月形町と美唄市の境界にある宮島沼。この沼は、マガンの渡りの

日本最後の中継地として知られています。ピーク時には6万羽以上のマガンが

この沼で翼を休め、周辺の耕作前の水田で落穂をたっぷりと食べて、

繁殖地であるシベリアへの約4000kmの長旅に耐えられる体を作るのだそうです。

この春は4月末ごろに渡りのピークを迎え、沼から大多数のマガンが旅立ってゆきました。

マガンが去れば、周辺の農地も本格的な耕作シーズンに突入。

静けさを取り戻した田園に、耕運機やトラクターの音が響き始めます。

 

 

                    

                     ↑宮島沼には、マガンのほか、白鳥や鴨の仲間も数多く飛来。

                     写真は、オナガガモ。沼の水草を食べて栄養を蓄えた彼らも

                     そろそろ、旅立ちの時を迎えます。

 

 

月形町から、車でさらに20分ほど南下した場所にある

月ヶ湖(つきがうみ)にも、帰り道、立ち寄ってみました。

ここは、約41haの湿地に大小2つの沼があり、ミズバショウの群落が

見られることで有名。また、マガンやキジバト、シギ、アオサギなどの

野鳥の聖域にもなっています。湖畔に近づくと、沼のほとりから

ブルーグレイのアオサギが3、4羽、フワリと空へと舞い上がっていきました。

 

観光地にはないひっそりとしたたたずまいに石狩の原風景が今なお宿っています。

訪れる人のない静かな沼のほとりにも、新しい命の季節を告げるミズバショウが↓。

その背後に顔を覗かせている赤いふちどりのある葉っぱは、オオウバユリ。

初夏になれば、百合に似た緑色の花が水辺の風景をシックに彩ることでしょう。

 

                             

 

前記事のレスもままならないのですが、取り急ぎ、

蝦夷の春の美しさをいち早くお伝えしたくて、更新しました。

好天に恵まれた3連休から、うって変わって、今夜から2日くらいは

雨模様になるとか。雨が止んで天候が回復したら、毎年恒例の

春の森キャンプへ。HARU★HARU探検隊の活動は、GW後半も続きます。

今度は、春のオイシイもご紹介の予定。乞う、ご期待 (^_-)-☆

 

寒暖の差が大きな今時期、心身のバランスが崩れやすいので、

なにとぞ、ご自愛のほどを。

そして引き続き、楽しく、心豊かな春の休暇をお過ごしくださいね。

 


nice!(38)  コメント(29) 

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コメント 29

ナツパパ

札幌の近くでもこれだけ豊かな自然が見られるのですね。さすがに北海道です。
北国の春は素早く変わっていくのですね。
写真の土地も、すぐに木々の色や風景が変わってしまうのでしょうね。
まさしく一期一会...そんな感じがします。

美味しいキャンプ、今年も記事を期待してます。天気が回復すると良いですね。
by ナツパパ (2007-05-01 18:00) 

くみみん

こんばんは。
北海道の春は一気にやってきますね=^-^=
エゾエンゴサクの青い花畑、すてき♡まるで妖精が降り立ったようです!!
近郊でこんなすてきなところ、羨ましいです。スケールが違いますね。
by くみみん (2007-05-01 18:46) 

nicolas

エゾエンゴサクって初めてみましたー綺麗なブルーですね~
カタクリのパープルと一緒だと、華やかですが
ないほうは楚々として、また違った味わい。
桜の花の「前座組み」も、小さいささやかな感じですが春告げ花としては
みんなやっぱり、待ちに待ったといった表情ですよね。
雨、昼間はこっちずっと降っていました。
でも、これもなんだか春のお天気らしいですよねー
by nicolas (2007-05-01 18:53) 

ぱせりん

蝦夷の春、楽しませていただきました♪
連休前半は、こちらも良い天気に恵まれました。
私もドライブがてら、お花を撮りに公園に行ってきました!
春の森キャンプの様子も楽しみにしていますね(^^)/
by ぱせりん (2007-05-01 19:59) 

柴犬陸

青紫色のエゾエンゴサク、初めて見ました。
自然が春の到来を教えてくれるのですね。
リスは来年に期待する?として、紳士服を着たようなシジュウカラ、面白いです。
連休はなにやら心浮き浮きしますね。
by 柴犬陸 (2007-05-01 20:17) 

やぁわいふ

きゃー♪素敵なエゾエンゴサク&カタクリぃ~♪♪
昨日平岡公園で、1輪づつしか見れなかったんですよぉ。
1時間半ほどで行けるんですね。まだ間に合うかしら、、、。
by やぁわいふ (2007-05-01 21:10) 

春の香りがいっぱいの写真ですね。
私も郊外へ私も春を探しに行きたいなぁ。
HARU★HARU探検隊のリポート、楽しみです。
by (2007-05-01 21:53) 

Baldhead1010

寒い冬から解き放された森、色鮮やかで、メルヘンの世界です。

自然も、喜びを身体全体で表しているようですね。
by Baldhead1010 (2007-05-02 06:17) 

coudre

蝦夷は待ちわびた勢いそのままに
一気に春模様になりますね。
無理に演出されてるわけじゃなく、自然なままに・・・
えずえんごさく・・・キレイだなぁ・・・
カタクリのピンクがチラチラご一緒してる所がまたたまりません。
by coudre (2007-05-02 06:47) 

sasasa

自分も先日実家へ帰った時に、
白鳥と、オナガカモと、アオサギを見てきましたよ。
(・・・この記事で、あのカモはオナガカモだという事がわかって嬉しいです)
彼等ももうすぐ北へ旅立つんですよね。
桜ももうすぐですし、春がやってきましたよね!
by sasasa (2007-05-02 06:57) 

Nicoli♪

シジュウカラって、ハンサムさんですね~。
蝦夷の春の澄み切った空気や温度を感じます♪
by Nicoli♪ (2007-05-02 08:53) 

yazoo

遂に春の到来ですね
「待ってました」感が伝わります^^
今後の記事が楽しみです
by yazoo (2007-05-02 09:20) 

春の北海道、行ってみたいな~。
by (2007-05-02 14:40) 

flottemente

爽やかな春を感じますね。
自然って凄いですね。なんだかMORIHANAさんの写真見てると
こちらまで癒されます。
by flottemente (2007-05-03 02:45) 

MORIHANA

★皆さん、オハヨウございます。
たくさんのnice!とコメントをありがとうございます。

札幌は昨日の荒れた天気が嘘のような快晴です。
今日からGW後半に入ります。MORIHANA一家(って、2人だけど…)も、
HARU★HARU探検隊の第2弾活動のため、
毎年恒例の森のキャンプ場で数日過ごします。
コメントのレスは、戻りましたら、書き込みいたします。
また、北海道の春ならではの春のキレイとオイシイをたくさん、
探してきますね。どうぞ、お愉しみに♪ いってきま~す(ёё/
by MORIHANA (2007-05-03 07:38) 

(o_o)

エゾエンゴサク、小学生の頃の野外学習で習ったなぁ☆
フキノトウとエゾエンゴサクで春を知る気がします。
エゾエンゴサクは蝦夷のみなのかな…(・_・)?
劇的に春に衣替えしていく自然、毎年のことなのに感動しますよね。
白樺にも小さな葉がつきだして、美しい季節だー♡
by (o_o) (2007-05-03 08:19) 

sak

はじめまして。
以前北海道に住んでいた頃...(道東の方ですが...)
春がこんなに素敵なことなんだ...って感じることできました。
人は自然を感じて生きなきゃだめですね。
素敵な景色に心癒されました(^^)。
by sak (2007-05-03 09:51) 

sacro-bosco

ただいま~(>ω<)ノ
長いコト留守にしてご心配をおかけしました。

カタクリ村、行くつもりにしていたけれど風邪引いて流れちゃった(泣)
里の桜は終わりつつあるけれど、山の桜がまだまだなので、
デジ三、連れてドライブしようかと思いちう。

素敵な春の贈り物、遅くなっちゃったけど近いうちに記事にしますね。
by sacro-bosco (2007-05-03 14:43) 

まうまま

北海道の春は、待ってましたとばかりに花達が咲き始めて、まさに百花繚乱という感じですね~♪
写真を見ていたら、幸せな気分になりました!
by まうまま (2007-05-03 17:17) 

param

北国にも春がやってきましたね。
お花たちが伸びをして精一杯空気を吸っているかのようです。
私もつられて深呼吸!?
小さな動物達も活き活きと活動しているのでしょうね。
by param (2007-05-04 12:42) 

春分

最初の写真のさりげないシジュウカラがとても気にいてしまいました。
もちろんエゾエンゴサクのこの色はこちらにはないし、カタクリとの競演は
めったにないでしょうし。
こちらの鳥たちは、だいぶ夏の鳥、夏の羽色になってます。
by 春分 (2007-05-05 23:41) 

たろちぅ

お久しー(Φ_Φ)ノ
たろちぅまだまだ放浪中です。
パステルカラーな春だあ(Ψ▽Ψ*)
by たろちぅ (2007-05-06 00:57) 

Ranger

一枚目から可愛くて綺麗な春の妖精たち^^
ミズバショウも見れるなんて、羨ましい限りです^^
by Ranger (2007-05-06 10:34) 

こちらではもうだいぶ前に通り過ぎた春が、エゾの地に♪
ぽかぽか陽気が暖かそうな、ドライブだったのですね。
ゆっくりと春を味わえなかったので、
MORIHANAさんのところで、春を感じさせていただきます~。
by (2007-05-07 12:49) 

MORIHANA

皆さま、お返事遅くなりました。
この記事をアップしてから早いもので既にもう10日近く
…経っているんですねぇ。嗚呼!

北海道のGWは、概ねお天気に恵まれて、一気に外の風景が
春らしくなりました。蝦夷の春は百花繚乱。しかも、どの花たちも
開花を待ちわびた分だけ咲き急いで、次々と主役が入れ替わります。
ここに写っているエゾエンゴサク、カタクリ、ミズバショウは、
花の盛りを過ぎ、春の女王、桜に見ごろバトンを渡してしまいました。
その美しさ、はかなさに改めて気づいた今年の春です。

これこそが、HARU★HARU探検隊の活動で得た一番の成果
…かもしれません。まとめてのレスになってしまいましたが、
どうぞ、お許しくださいね。たくさんのnice!とコメントをお寄せいただいた
こと、改めて御礼申し上げます <m(__)m>
by MORIHANA (2007-05-09 12:25) 

たろちぅ

この辺りにこっそりと。
たろちぅ、帰ってきました(Φ_Φ)ノ
また、くるね^ー^
by たろちぅ (2007-05-10 23:53) 

あじゃ

すごいきれい♪
六花亭の紙袋?おもいだしちゃったな
by あじゃ (2007-05-11 06:11) 

MORIHANA

たろちゃん>こそっと…お帰り♪ また来てね~ん(ёっё/

あじゃさん>初期から定番になっているお菓子のパッケージは、
北海道の山野草をモチーフにした坂本直行画伯の絵を用いた
ものが多いですよね。最近は版権のモンダイとかイロイロ、
揉め事があったせいか、別の作家さんの作品を使うことが多いようです。
いいものはやはり、いつの時代になっても魅力があるので、
六花亭=直行さんの花の絵 というイメージが未だに強いですね。
by MORIHANA (2007-05-11 09:37) 

めりっさ

はじめまして。
北海道の自然が満喫できるすてきな写真がいっぱい♪なんてすてきなブログなんでしょう!
エゾエンゴサクとカタクリの群落はなんだか夢のような世界ですね。
また来ますね♪
by めりっさ (2007-05-28 22:55) 

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